マンション売却体験談

マイナス1000万円近くで売ってしまった悲しい失敗談(岐阜・36歳女性)

私の年齢は36歳で10年前に岐阜県に住んでいた時の話です。

当時知人である不動産屋にマンションを買ってみないかと誘われました。購入時の価格は1500万円程度であり、当然のことながらローンが前提である。

最初は断っていたが、マンションは資産になるといわれて少しづつその気になった。当時住んでいたアパートの家賃は月8万円であり、これを払うのも馬鹿らしいかと意識が変わっていくことも手伝い、値上がりしていくのならば将来的に売却しても損はしないと思い、買うことになったがこれが大きなミスだった。

物件は少し広めの2LDK、駅からは徒歩10分程度で日当たりもよく住むのに不便しない立地だった。そういう意味では文句はないのだが、購入して2年たち私は会社の都合で転勤することになったのである。

買った当時は家賃がかからないからお得だと思っていたが、マンションは維持費がかかる、管理費、修繕積立金、ローンの金利、当然空き家にしておけば丸損だから誰かに貸そうかと思ったが、なかなか見つからない。

結局私はマンションを空き家にして転勤先でアパートを借りた。生活コストが跳ね上がったのである。そのうち貸りたいという人間が出てくるだろうと思っていたが一向に現れない。1年経ち2年経った。その間の維持費は丸損でまったくもって馬鹿らしかった。

我慢の限界を迎えた私はマンションを売ることにした。不動産屋を呼び査定を頼んだら驚いた。500万円にしかならないというのである。たった4年で半値以下に目減りしてしまったのだ。

ローンはあいかわらず残っており、売却金を全てローン返済にあてても完済できないという、踏んだり蹴ったりの状況になってしまった。それでも自分で住むこともできず、借り手も見つかれない以上このまま放置しておけば維持費だけで家計は圧迫される。

株式の世界では損切りという言葉があるが泣く泣くマンションを売ることにした。あのまま家賃8万円の賃貸に住んでいた時と比べてどれだけ損をしたのか?計算する気力すらわいてこなかった。

分かっているのは大損したという事実だけである。

不動産を購入する場合、住み続けることができれば価値などたいして気にすることはないと思うが、転勤族の場合そこら辺をよく考えねばならない。

これから不動産を売却しようとする方は、客観的に自分の不動産の価値が将来的に上がっていくのか、下がっていくのかよく考えて売却の決断をしたほうがいいのではないかと思います。

※追記】 将来的な売却を考えているので、マンションを一括査定してみたところ、業者によって600万円も差がありました。まずは客観的な価値(価格)を知ることから始めてみてください。

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